占い道場のトップへ

 

六壬神課をつかって、事故や危険をさける


 六壬神課は相手がいないと、一課と三課という課式の解析ができないので、占いにはならないことは、そのとおりなのですが、この相手というのは、必ずしも、人に限らないのです。たとえば、レーダー測定器(俗にいうネズミ捕り)を使った交通取締りをする警察組織なども、相手になることがあります。


自営業で毎日のように、車を運転している方は、不注意で、ネズミ捕りにつかまった経験をお持ちの方は多いと思います。注意してても、気を抜いた瞬間に、えっこんな場所でやるか?と不意をつかれるのがネズミ取りです。注意して、安全運転をするのは、当然のことですが、注意の度合い、すなわち、超危険なのか、危険なのか、普通なのかといったことを六壬神課を使って知ることができます。

 

四課のみかた


 一課は、自分です。十二天将をみれば、当日のその時間帯の自分の状態がわかります。騰蛇だと、注意深くなっている。朱雀だと、車の性能を楽しんでいる。六合だと、楽しく会話しながら、運転している。青龍だと、車の流れをリードしている。白虎だと、気が荒くなっている。太常だと、いつもどおりの平静な心で運転している。太陰だと、いつも以上にやさしい運転をしているというふうにです。
 注意しなければ、ならない度合いが大きいのは、白虎、天空、青龍、玄武、朱雀といった星でしょう。

 三課は、取締りを行う警察です。十二天将をみれば、当日のその時間帯の警察の状況がわかります。レーダーによる取り締まりでも、その測定器の設置の仕方や、設置場所によっては、実際の速度との誤差が大きくなることはご存知のとおりです。また、3車線などの道路では、自分の車ではない、車を測定されることも多いことは、ご存知のとおりです。さらに、高速道路に仕掛けられているオービスなども、誤動作が確認されています。つまり、本人が十分に注意しているつもりでも、どうにも避けられない場合があるのです。その取り締まる側の状態を三課で判断するわけです。


 貴人だとドライバーからみても、納得のいく取り締まりを行っている。騰蛇だと、ドライバーの裏を書くような、あるいは「おとり」を使った取締りをやっている。朱雀だと、分かりやすい取締りをやっている。

六合だと、ドライバーに話しかけるような取締りをやっている。匂陳だと、いつものやり方で取締まりをやっていて、気がつきやすい。

青龍だと、大々的に人数を動員して取締まりをやっている。天空だと、しなくても良いような取締りをやっている。

白虎だと、狙い済ましたような鋭く、凶暴的な取締りをやっている。太常だと、普通の取り締まりをやっている。

玄武だと、冷酷で非情な取締りをやっている。太陰だと、やさしく、納得のいく取り締まりをやっている。天后だと、婦人警官が取り締まりをやっている。というようになります。


 超危険なのは、騰蛇、白虎、玄武といったとことでしょうか。こういう星がある場合は、ハンドルを握らない(誰かに代わってもらう)。取り締まりを行っている国道などを避けて、裏道の市道などを使う。運転する時間をずらす。といった工夫が必要になります。

 

三伝

 三伝に関しては、みる必要はないと思います。現在の取締まりは、測定機器から、その数字が印刷されてきたら、まるで、経理処理のように事務的に処理が行われていくだけですから。そこには、ドライバーの言い分を聞くとかの、人間的な接触は皆無です。つまり、始まり、途中経過、結末という、プロセスに、星が作用する隙がないシステムになっているわけです。

 

相性

 上のような理由から、相性をみること自体が無意味です。もし、万が一に、不当な取締りに出会って、正式な裁判に持ち込むような場合になったとき、この相性は、裁判のおこなわれる年と月と日と時間で、六壬神課で課式をたててみて、占ってもいいかもしれません。