漢方医学と経脈医学

 ボタンを押します。

■経脈医学の画面

■漢方医学の画面

 

■四柱推命と経脈との関係

 四柱推命の命式では、木・火・土・金・水の五行のエネルギーの強さが計算されます。その結果、もっとも強い五行がその人のポイントとなる五行となり、その五行がそのままポイントとなる経脈になります。具体的には四柱推命のもっとも強い五行と経脈・臓器との対応は次のようになります。
 木行:胆・肝→たとえば、お酒に強い。
 火行:心臓・小腸→たとえば、心臓が強い(大胆)。
 土行:胃・脾→たとえば、食べることが好き。
 金行:肺・大腸→たとえば、お通じが良い。
 水行:腎臓・膀胱→たとえば、精力が強い。
となります。

■経脈の治療方法

 針・お灸・指圧が一般的ですが磁石を使って気を流す方法もあります。また、経脈を刺激する関節の運動で経脈を刺激する方法もあります。また、経脈を刺激する印(ムドラー)を組む方法もあります。アユルベーダ医学でも印を組みますがこれは、チャクラを刺激するためのものです。中医学の印は経脈を刺激します。また、あまり知られていませんが、色紙を使う方法もあります。経脈は陰陽五行に分類され、その陰陽五行はそれぞれ色が厳密にCMYKの割合が決まっています。CMYKとは、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックという印刷の色の4原色のことです。また、漢方薬を使う方法もありますが、2千年前の文献(傷寒論)にある方剤がそのまま保険適用薬として現在も使われているのは、驚異です。経脈医学ソフトでは誰でも使える、磁石、色、関節の運動、印(ムドラー)を紹介しています。


■経脈医学ソフトの使い方

 病気の原因がどの経脈に該当するかを予測することから始まります。たとえば肺系の病気なら肺経脈というように判断するのですが、わからない場合は、それぞれの経脈のボタンを押して、説明を読んでください。たとえば、肺経脈なら下図のような画面になります。
         


 

次に経脈が決まったら治療方法を決定します。ソフトで紹介する、治療方法は、磁石による治療、色による治療、関節運動による治療、印を組むことによる治療です。経脈には太陽の経脈と月の経脈があるので注意してください。
            

磁石による治療法   


 色による治療は、その色紙(いろがみ)を手にもつだけでその経脈に気が流れるというものですが、正確な色を再現するには、コンピュータから接続したプリンタでは不可能です。なぜならば、その色というのは、正確にC(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(ブラック)という印刷の4原色で構成された色でないと効力がないからです。ですから、そのCMYKの色紙は、印刷屋でしか印刷することができません。色に敏感な人は色を使うと良いでしょう。
    

 

 


 

■漢方ソフトの使い方

治療の方法には経脈を刺激する方法以外に、漢方という薬剤を使う方法があります。
 ボタンを押すと下図のようになります。
   

 検索するための項目は<症状>から検索する場合と<病気の名前>から検索する場合の2通りがあります。病名が明確でない場合は、症状から検索してください。Cntlキーを押しながらマウスで選択すると複数の項目が選択できます。また、その項目が<AND条件>なのか、<OR条件>なのかも選択ができます。
 たとえば、「咳」と「痰」の両方の症状がある場合は下図のようになります。


そしてボタンを押します。

   

 

■生薬の検索


漢方の生薬から検索する場合は、を押します。
下の図は、「熱」で「瀉」で「発汗作用」の生薬を検索した結果です。
 

  

 

■食材の検索

食材から検索する場合は、 を押します。
そして、食材の種類と熱寒の種類を選びます。あとの項目は必須項目ではありません。そして、<条件に合う食べ物の抽出を実行>ボタンを押します。下の図は、「魚介類」で「温」の食べ物を指定して検索を実行した画面です。

 

■体質診断

 を押すと、体質の診断をすることができます。15種類の質問に対しチェックをいれるだけで体質(熱寒・実虚・燥湿)を予測することができます。偏りが著しい場合は、その病気になりやすい傾向があると判断できます。

 

■漢方用語集


 を押すと、漢方の基本的な言葉の理解と基礎的な内容を学習する画面が表示されます。

    

 

■古方

  を押すと、漢方の古典的な系統図が表示されます。古典的な方剤のみしか掲載されていないので、本ソフトに登録されているすべての方剤がここに記載されているわけではありません。

   

 

■漢方ソフトのデータの修正・変更の仕方

 漢方の方剤、生薬の分類方法は、古典的な原書にもミスがあり、各研究者が独自に修正しているものも多くあります。また、実際の医療の現場で使いやすいように改良が重ねられたものもあります。したがって、本ソフトウエアのデータベースの内容だけが正しいものではありません。広島大学の名誉教授である松島龍太郎先生の監修をいただいておりますが、最終的には東洋医学は直感に従うものであり、論理だけでは結論づけることができない部分が現場では発生するというのが実際のところです。

 それで、本ソフトウエアのデータベースはお客様が自由に修正・変更ができるようになっています。下図のボタンを押すと、それぞれのデータの変更ができます。
  

■漢方薬のデータベースの変更画面

 新規に方剤を追加する場合は、IDは、必ず番号が重複しないように、よみの順で入力します。内容を変更するだけの場合は、IDの変更は必要ありません。1つの方剤に対し、生薬1から生薬21まで、追加できます。使用する生薬の一覧は、生薬データベースで参照できます。この生薬データベースに記載されていない生薬は使用できません。生薬を追加する場合は、生薬データベースの画面で生薬名をコピーして、漢方薬のデータベースにペーストしてください。また、症状と病名は、検索画面に表示されているものをお使いください。
    
       
         


■生薬のデータベース画面

 生薬の追加、変更がこの画面でできます。IDは、新規に追加したい場合だけ追加でよみ順に従って入力します。内容の変更の場合は、IDを変更する必要はありません。作用の部分は検索のときにキーワードになりますので、画面右下の単語から必ず選択してください。

     

※注意事項
 もし生薬の名前を変更したら、その名前を使っている方剤のデータベースもすべて名前を変更しないとなりません。ですから、名前の変更はなるべくしないでください。もし、名前の変更をしたい場合には、新規に追加してください。

■食材のデータベース画面

食材の追加、変更がこの画面でできます。