婚姻占
 
 
   一課は、男性、二課は男性の生活環境、三課は女性、四課は女性の生活環境です。一課は主体ですから、男性というように決まっているのですが、中国で生まれた運命学らしいところです。
     男女の相性が良いかどうかは、一課と三課の十二支が吉(合・会・生・比)なのか、凶(刑・冲・破・害・剋)なのかで判断します。
  (例)
     ・一課が六合だった場合は、男性が大変人懐っこく、穏やかで、話しやすい人ということになります。さらに一課に官鬼(四柱推命でいう官星)が入っていた場合には、自己主張をするよりも相手の話を聞くタイプであるということになります。
   ・三課が青龍だった場合は、女性のプライドが高く、社会的な地位もあり、気品のある人ということになります。さらに三課に妻財(四柱推命でいう財星)が入っていた場合には、男性をコントロールしたい欲求をもっているということになります。
   ・二課が天后だった場合は、男性の家族は、情が豊かですが、親子関係や異性関係が複雑であることになります。
   ・四課が騰蛇だった場合は、女性の家族は、細かいところを気にするということになります。
   
相性の善し悪し
 
  
   次に、恋愛のスタートから最終の結末までの流れがどうなるかは、三伝を加えて判断します。男性の場合は、一課と初伝の十二支の関係で、恋愛のスタートをみます。
  一課と中伝の十二支の関係で、恋愛の経過をみます。一課と末伝の十二支の関係で、恋愛の結末をみます。ここで、一番重要なのが、一課と末伝の十二支の関係です。
  
     女性の場合は、三課とと初伝の十二支の関係で、恋愛のスタートをみます。三課と中伝の十二支の関係で、恋愛の経過をみます。三課と末伝の十二支の関係で、恋愛の結末をみます。ここで、一番重要なのが、三課と末伝の十二支の関係です。